11月になってから朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。
今年は長期予報で降雪量の多く、寒い冬が予想されています。

今回は山の点検で出動されたすべての方に通常使っている回線が切れてしまったときに切り替える可搬タイプの予備回線に切り替える訓練を実施しました。
万が一に備えて全員で必要な知識を身に着けるのも技術部の大切な仕事です。
また、非常用飲料水の交換をスタジオ、送信所、中継所にしました。災害時に孤立することを想定しており1日~2日程度もつことを想定しています。

(イタリ山中継所)I氏、S氏、BVB局 3名
写真から見ても分かる通りきつい斜面を上がっていきます。高低差は200m程度ですが、45分くらいかかるほどで休憩しながら安全に配慮して作業を進めていきます。
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(市辺スタジオ)BWU局、BVB局 2名
マスターラックの点検、電話・通信・電力・音響など一番機材の多いのがスタジオです。
1人で作業をすると大変時間がかかるので二手に分かれて作業します。
BWU局で巡視点検 BVB局で外れてしまっていたホワイトボードの取り付け、スタジオで緊急時に事務スタッフを呼び出すための緊急用呼出ベルが鳴らなかったため配線の点検をして断線を発見し修理しました。
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(安全山送信所)IUS局、BVB局 2名
登山道は落ち葉が多く滑りやすいので注意しながら運転します。
こちらもいつも通り送信機やUPSの機器状態確認から非常時の訓練を実施しました。
道中に高圧配電線への倒木を発見しました。こちらはFM技術で撤去すると大変危険なため関西電力送配電へ連絡し対応していただきます。
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(高谷山中継所)IUS局、BVB局 2名
安全山で時間がかかってしまい遅くなってしまいましたが作業終了後に夕焼けを見ることができました。
朝8時から点検をスタートしても麓に降りる頃には17時になってしまいます。一日仕事です。
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記:BVB